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    生産性向上プロセス

    生産性向上プロセス

    ※生産性向上についてはこちらの関連記事もご参照ください。

    生産性向上:働き方改革は生産性改革

    労働生産性向上のメリットと留意点

    生産性向上プロセス

     生産性向上プロセスは次のようになります。

    生産性向上プロセス

    生産性の現状把握

     生産性向上は、まず今現在の会社の生産性を定量面、定性面から把握することから始まります。そもそも現状が正確に数値で把握できなければ、何をもって生産性が向上したとするかという目標も立てることができません。

     現状の把握がないと、企業にとってどんな具体的生産性改善施策を導入すべきか判断が難しくなり、また導入してもその効果が分からない、ということにもなります。そうすると生産性向上が進まず、人口減少により確実に労働力は減少していく中で働き方改革にも対応できない、という悪循環に陥ることも考えられます。

     現状と目標(ありたい姿)が明示されなければ、全社的取り組みとして全社員一丸となった生産性向上は望めません。

     したがって、まずは生産性の現状を定量・定性分析により把握する事が最初の一歩となります。定量面とは具体的には「労働生産性」や「人時生産性」などです。更に「労働分配率」や「一人当たり賃金」も、あわせて把握したい指標です。また定性面とは「業務プロセス」や「従業員の能力、満足度」や「顧客満足度」などです。定量面である生産性指標は結果であり、定性面はその原因という関係にあります。

    ※労働生産性についてはこちらもご参照ください→働き方改革のキーとなる労働生産性

    ※労働分配率についてはこちらもご参照ください→労働分配率と一人当たり人件費の関係

     結果としての生産性指標と、その原因である業務プロセスや従業員満足度などの定性面を結び付け、現状の生産性に至っている真因を特定することが、この段階におけるもっとも重要なこととなります。

    生産性目標の設定

     生産性の現状と現状に至っている真因を特定したら、次は会社としてのありたい姿を達成するための生産性目標を設定します。当然のことながら生産性指標は最終的な財務結果と強く結びついています。従って、会社の戦略と照らし合わせ、目標経常利益や目標キャッシュフローなどから逆算して生産性目標を設定します。

    取り組むべきテーマ設定

     生産性が低い主要な原因を解消し、生産性目標を達成するために、取り組むべきテーマ(課題)を設定します。例えば生産現場でのライン編成に問題があり、それが生産量低下や恒常的な残業を招いているのであれば、生産工程改善が課題となるでしょう。また、事務処理が煩雑で事務社員の業務不可と人件費が膨れ上がっているのであれば、事務処理のプロセスの見直しと自動化、などが課題として設定されるでしょう。

     取り組むべきテーマの大まかな方向性は、生産性指標が表しているように、

    1. 付加価値向上(分子を高める)
    2. 適切な総労働時間やその他経営資源投入量の維持(分母を維持又は下げる)

    の2つとなります。

     さらにそれら2つの中に、「改善」的生産性向上と「改革」的生産性向上が考えられます。

    生産性向上 改善と改革

    ※参考記事

    生産性向上:4つの方向性 

    具体的施策の検討

     取り組むべきテーマ(課題)が決まったら、それを実現するための具体的施策を検討します。施策にはテーマに応じて様々なものがあります。また、生産性向上は国を挙げて取り組んでいるテーマであり、今は各種支援や補助金などの制度も充実しています。それらの活用も同時に検討していきます。

     大切な事は、生産性目標に向けて効果、導入コスト、迅速性などの切り口から取り組むべき施策を決定していくことです。特に業務プロセスの効率化にはIoT、RPA、ERPなど様々な技術が用意されていますが、重要なことは「何を用いるか」ではなく、「何を改善、若しくは改革することが最も生産性目標達成に効果があるか」という視点から、施策を検討することとなります。

    ※参考記事→生産性向上の具体策

    施策の実行、検証、改善サイクル

     具体的施策が決定したら、それを実際に実行(運用)し、定期的なモニタリングを行うことで効果を検証し、検証結果を更なる改善に繋げていくPDCAサイクルを回すことになります。

    生産性向上4つの視点

    生産性向上体系図

     生産性向上を体系的に表すと上図のようになります。生産性向上には、「生産性指標」を目標として「組織・学習・成長」「顧客」「業務プロセス」の視点を有機的に結合して取り組むことで、大きな成果を期待できます。

    ※参考記事→生産性向上に向けた取り組み手順と、4つの視点


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