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Ⅰ.中小企業向けサービス

Ⅰ.中小企業向けサービス

伴走型コンサルティング

定量化しにくい目標をどう定量化するか

伴走型コンサルティング

 伴走型コンサルティングサービスは、事業作りに邁進したい経営者のための、「収益体質・組織体質の改善」を伴走支援するサービスです。
 お客様が構想する事業・ビジネスに適した収益体質の練り上げと、組織の体質強化を支援します。
 経営ビジョンを実現するためには「ただ組織の雰囲気が良い、離職率が低い」組織風土では不十分です。お客様が構想する経営ビジョンの実現に相応しい、経営数字を全社員一丸となって協力しながら達成しようとする組織への変革が必要です。当サービスは、経営ビジョンや経営目標を組織に浸透させ、社員1人1人がこれを自分事として捉えて実現しようとする組織風土の形成を支援します。
 企業経営理論・財務管理論・心理学・カウンセリング理論の知識に裏打ちされた経験をもとに、組織と経営数字の課題解決を伴走支援致します。  

伴走型コンサルティングの提供価値

●収益体質の改善

 事業の継続には利益の積み上げが不可欠です。利益が積み上がるということは資金繰りが安定するだけでなく、将来の事業作りに向けた資金投入や、信用力の向上による資金調達を可能にします。
 収益体質とは、利益が残りやすい事業組織運営の仕組みを指します。当事務所のサービスは対症療法的に売上や利益を上げる方法を支援するものではありません。むしろ、“たとえ売上が落ちたり経費が増えてしまってもお金が残る経営体質を作る”ことに主眼をおいています。
 経営は常に景気変動や社会経済の変化から影響を受けます。過去を振り返れば金融危機、災害、疫病流行などによる経済活動の変化が数年おきに訪れ、経営に大きな影響を与えてきました。これから先もそんな波が繰り返し訪れることでしょう。
 その中で大切なことは一時的な利益獲得方策を施すことではなく、不可抗力による売上低下に見舞われてもお金が残る筋肉質な収益体質を常に作っておくことです。伴走型コンサルティングサービスは、利益を出す方法のアドバイスよりむしろ、いかなる状況でも安定的な利益を確保できる経営体質づくりをサポートすることを目標としています。その要は、貴社だからこそ成しえる経営戦略の構築と、それを実行する組織の活性化です。 
 方法論としては様々なものがありますが、当事務所では方法論を押し付けるのではなく、お客様の置かれている実情や描かれている将来像を尊重し、パートナーシップに基づいた支援を行います。利益が残る経営体質を作るために何が課題かを一緒に考え、最適なアドバイス及び支援を実施致します。
 なお、ブログにて経営体質改善のヒントを発信しておりますので是非ご覧ください。

●組織体質の改善

 優秀な人材から辞めていく・・社員が定着しない・・良い人材が採用できない・・会社に一体感がない・・
 いま、中小企業にとって人材確保は喫緊の課題です。良い人材が集まらず事業が停滞するばかりか、せっかく採用した社員も辞めてしまい職場の雰囲気が悪くなる、業績が停滞する、人材エージェントへの手数料が増えて経費がかさむ、といったような問題が起きていないでしょうか。
 会社が経営ビジョンを実現するには収益体質の改善とともに、それを支える1人1人の人材が可能性を開花させ、力を発揮していくことが必要不可欠です。
 伴走型コンサルティングサービスでは、このようなヒト関する課題解決に向けて、「仕組み」と「関係性」の両面からサポートします。
 仕組みとは、組織を効果的に動かしモチベートしていくための型や制度を指します。仏と魂で例えるなら仏部分の設計になります。社員が永く会社で頑張っていきたいと思えるような仕組みであるとともに、会社がより発展するための人材育成につながる仕組みを作ります。
 関係性とは、経営者や社員同士の関わり合いを指します。仏と魂で例えるなら魂部分の変革になります。経営者や社員の心のあり方、コミュニケーションのあり方をより良いものに変革することで、相互尊重に基づく人間関係の形成と、より望ましい組織風土の形成を支援します。
 人間は多様な価値観を持ち、心で動く社会的な生き物です。仕組みがなければ多様な価値観を持つ人たちを一つの方向に成長させていくことはできません。また、関係性の質的向上がなければ互いの心は離れ、組織風土は乱れてしまいます。
 当事務所では、組織における「仕組み」と「関係性」の両面からアプローチすることで、望ましい人材の定着・育成・確保を図り、組織体質の。ブログでも様々なアプローチをご紹介していますので、是非ご覧ください。

お客様の評価

経営計画の作成を支援して頂いた時、正直「こんな高い目標できっこない」と思っていました。それが1年経ち2年経ち3年経つと、ほぼ計画通りの業績を達成していたことにビックリしました。それまで「経営計画なんて本当に必要だろうか」と思っていましたが、自社としっかり向き合って計画を作ったことで、知らず知らずのうちに行動が変わっていたようです。 飲食関連経営者様

販売や社員のことでこんがらがっている頭を整理してくれる。私はいつも目先の問題ばかりに目がいきがちだが、その時に本当の課題は何なのかを気付かせてくれる。顧客や社員に対する“見方や捉え方”にクセがあることに気付き、日々行動を変えていくことで次期リーダーとして成長できた。来年にはいよいよ事業を承継するので、これからも“強い自分作り・強い組織作り”に手を貸して欲しい。 小売業後継者様

経営コンサルティングを受けて、特に弊社部長職2人の意識が変わっていったことが大きい。経営理念の策定から浸透まで会社と密接に関わってくれた。私自身、いまの社員とどう関わればよいか分からず悩んでいたが、自分のあり方やコミュニケーションを変える転機になった。これからは会社の皆一丸となって目標に進んでいける気がする。 製造卸売業経営者様

私のビジネスは業界内でも特殊で、そういう部分を理解してもらったうえで会社の改革を手伝ってくれる人を探していました。正直、改革を進めるほどに「見たくない自分、認めたくない事実」と向き合わねばならず感情的になってしまうこともありましたが、常に冷静に気持ちを受け止めてくださり安心して進められました。人事制度やマネジャー研修も当社の意図を組んで構成してくださいました。  福祉事業経営者様

これまで儲かっていると思っていた製品が赤字だったり、逆に儲けが少ないと思っていた製品が高収益製品だったことが分かり、目から鱗だった。会計は苦手だったが、経営者が知っておくべき会計知識を丁寧に教えて頂き自信が付いた。お陰で収益を改善するために何から手を付ければいいのかがよく分かった。  製造業経営者様

金融機関からは赤字店舗の撤退を要求されていました。その店舗は思い入れのある店舗だったので何とか残したいと思って相談したところ、「撤退基準と撤退時期を定めて金融機関の同意を得て、数字に基づいた改善を繰り返しましょう」と提案を頂きました。毎月の予算と実績を対比しながら営業活動のアドバイスもいただいた結果、何とか撤退基準をクリアできそうなところまで業績が回復しました。  医薬関連経営者様

はじめ金融機関から紹介を受けた時、「上から目線でうちを理解しない人ではないだろうか」と穿った見方をしていたが、一生懸命話に耳を傾けて頂き、信頼できそうな人だと思った。その後もコンサルティングで話をしていくうちに、自分が悩んでいる事や課題が自然と整理されていった。資金繰りの課題については当社の事業に合ったやり方を一緒に考えてくれて、毎月の面談にて改善に向けた知恵を貸してもらっている。   運送業・建設業経営者様

3つの特長

1.事業-組織-財務の全体最適視点から

 当事務所はいわゆる「財務専門」「組織開発専門」のコンサルティング事務所ではありません。結果的に財務課題や組織課題が解決することに繋がりますが、真に提供することは

「経営ビジョンを実現するための体質改善支援」

です。専門型コンサルティングと伴走型コンサルティングの違いは最終目標の違いにあります。お客様が「叶えたい会社の姿、成し遂げたい事業」の実現が当事務所の目標です。そのため、お客様が描いている(描こうとされている)経営ビジョンを起点として、その実現に相応しいマネジメントの姿を実現します。

 経営ビジョンという大きな目標に向かって、事業活動、組織マネジメント、財務マネジメントは相互依存の関係にあり影響しあっています。たとえ同一業種であったとしても、目指すビジョンが異なれば対象顧客も製造販売方法も変わるため、事業戦略の中身に違いが生まれます。その事業活動が異なれば、それを遂行するのに適した組織のカタチも人材要件も異なり、マネジメントの仕方も適した組織風土も変わります。また利益の生み出し方やお金の流れ、資金利益管理の在り方にも違いが生じます。
 このように経営ビジョンを目標として、事業・組織・財務は歯車のように噛み合っています。もしそれぞれが持っている歯車の形状や大きさが異なってしまえば、企業は動力として機能しなくなってしまいます。伴走型コンサルティングサービスは、組織や財務を単体で見るのではなく大きな動力の中の1つとして捉え、それぞれの組み合わせ・嚙み合わせを重視します。全体が力強い動力を生むために最適な形・組み合わせを共に考えて参ります。

2.対話を重視、アドバイスより気付きの促進

 対話を何より重視しています。対話の持つ力を信じ、対話を通じて経営課題を明確にし、信頼関係を築きながら課題解決を目指します。対話には次のような力があります。

・信頼関係の構築
・相互理解
・状況整理
・気付きやアイデアの誘発
・自己理解と環境理解の促進

 違う価値観を持つ者同士が、同じものを見て感じたことを互いに伝え合うことで、これまでと違った発想を生むことに繋がります。また、これまでお客様の中になかった異視点からの問いの投げ掛けにより、新たな気付きが生まれたり、思考が促進されることで袋小路から抜け出すきっかけになります。対話によって一緒に課題を見いだし、納得感を持って課題解決を進めていきます。

 もちろん、経営コンサルタントの知見や考えを活かしたアドバイスも行います。しかし人が本当に行動変容を起こせるのは、自分の中から湧き出てきた願望や解決策です。当所は、共創の結果お客様自身が見出した解を尊重したうえで、必要に応じてアドバイスを行います。

3.アドバイスだけでなく、計画や制度づくりを直接支援

 アドバイスを行うだけでなく、特に中小企業で未整備となっている、
●経営計画の策定
●人事制度設計
●資金利益管理ツール設計
を直接支援致します。
 これらは、収益体質改善や組織活性化において欠かせない重要なツールです。御社向けの最適な計画・制度をお作りします。また策定後の運用についてもアドバイス致します。

ご支援内容(経営体質改善に向けた取り組み例)

経営
● 経営理念・ビジョン策定及び浸透支援
● 経営者と管理職向けの思考整理・思考促進・行動変容・目標達成支援
● 経営計画策定及び実行支援
● 経営戦略・マーケティング戦略立案
● 経営、組織、財務に関する月次モニタリングと改善アドバイス

組織
● 人事制度(等級・評価・賃金制度)策定及び運用支援
● 経営層、管理職向けコミュニケーション改善支援
● 従業員のキャリアアップ意識向上支援
● マネジメントスキル向上支援
● 従業員意識調査による組織課題分析

財務
● 部門別採算管理の仕組み化と運用支援
● 案件別・商品別・車両別採算管理の仕組み化と運用支援
● 資金繰り計画及び実績表の作成と運用支援
● 利益及び資金繰りの月次モニタリングと改善アドバイス

ご契約前後の流れ

ご契約前~ご契約

コンサルティング開始~終了


※コンサルティングの流れは1例ですので、参考程度にご覧ください。会社の状況や課題により進め方は変わります。

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