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    仕事の目標は達成指標・達成水準・達成期限の3点を明らかにする

    サマリー

     目標とは「目的への到達度を図るための目安、到達点」を意味します。目標を設定するときは達成指標・達成水準・達成期限の3つを明らかにすることで具体性が高まり、実務遂行者が到達すべき場所が明確になります。

    目標は達成指標・達成水準・達成期限の3点を明らかにする

     目標は、達成指標・達成水準・達成期限の3つを明らかにすることで具体性が高まり、実務遂行者が到達すべき場所が明確になります。

    目標3点

    達成指標

     「達成したかどうかを測るモノサシ」を何にするか、ということです。例えば営業部であれば受注件数、受注単価、訪問件数、粗利率などが代表的で、製造部であればリードタイム、ロス率、良品率などが代表的な指標です。

    達成水準

     上述の達成指標が「どのような状態になっていれば達成と判断するか」を決めたものが達成水準です。上述の例でいくと、営業部であれば「受注件数100件」製造部であれば「製造リードタイム10営業日」というのがよく設定される達成水準です。

     達成水準に関しては基本的に数値で表します。しかし中には数値で表すのが難しい目標も存在します。例えば「企業理念を社員に浸透させる」というようなものです。このような定量化しがたい目標をどのように定量化するかについては、定量化しにくい目標をどう定量化するかの記事で解説しておりますのでご参照ください。

    達成期限

     「いつまでに達成できれば良いのか」を決めたものです。達成期限を守るというのは「時間を守る」ということと同義であり信頼の証ですので、ビジネスにおいて非常に重要度が高いものです。

    目標が目標となっていないケース

     目標とは達成指標、達成水準、達成期限の3つが揃って初めて目標になりえます。目標設定の際に注意すべきことはいくつかありますが、最も根本的に気を付けなければならないのは、この3つが揃っているかどうかということです。

     逆に3つのうちどれか1つでも欠けた目標は目標と言えず、「ただの掛け声」となってしまいます。例えば「なるべく早く行う」「定着させる」「今後同様のトラブルを起こさぬよう注意する」のような抽象的表現は、実質目標となり得ていません。

     目標が上手く設定されるかどうかは、部門の性質や仕事内容によって傾向があります。

     まず、営業や製造のようなプロフィットセンターやライン部門の場合は目標が具体的になっていることが多いですが、コストセンターやスタッフ部門(経理、総務、企画など)では目標が抽象的で実質目標となっていないケースが多いです。

     また営業部のようなライン部門に所属する個人の場合、通常個人売上目標は設定されていますが、一日の行動目標について3つのポイントを抑えた目標設定がなされていないことは多いです。

     例えば「客先と客先の移動時間と距離」や、「資料作成時間」なども本来的には目標設定が必要ですが、これを「効率的な営業活動を行う」という掛け声で済ませてしまっている場合です。これだと実務担当者は具体的にどの到達点に行けばよいかが分からないだけでなく、各々のモノサシで「効率的」を定義することになりますので、標準化されずバラツキが生まれ、結果的に非効率な組織運営体制となってしまいます。

     仕事の目標を設定する際は、「達成指標」「達成水準」「達成期限」の3点を明確にすることで具体性が高まり、実務遂行者が到達すべき場所が明確になります。


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