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視座を高めると、今のありたい姿が見えてくる

※参考記事:事業と組織の停滞感を打ち破るのは、視座・視野・視点の変革である 

 今の現状から脱却するためは、視座を一段高めて現状を俯瞰することが非常に有効です。

 なぜなら会社や自身の立ち位置が分かるのと同時に、仕事の目的や目標を設定したりそこへ至る筋道を立てる思考が促進され、モヤモヤした頭の中がスッキリ整理され、取り組むべきことが明確になるからです。

視座の3つの軸

 視座には次の3つがあると考えます。それぞれ役割軸、時間軸、抽象具体軸、立場軸です。これらの軸は概念であるため、必ずしも事象の全てがこの軸に当てはまるわけではありませんし、オーバーラップする部分もありますが、視座を高めていくためにはこの3つの軸を意識すると有効です。

役割軸

 役割とは狭義には会社組織における役職にあたり、広義には社会全体での1人1人の役割という意味です。

 例えば社長・幹部・管理職・監督職・担当者というように、組織には様々な役割を持つヒトがいます。役割が違えば見える景色が変わります。「経営者目線を持て」とは「視座を高めよ」という意味です。

時間軸

 今日、明日、1週間後、1か月後、1年後・・・といったように、時間の長短をとります。短期計画・中期計画・長期計画など。視座が高いほど長い時間軸を捉えることができます。

立場軸

 社会全体における立場の違いを表します。顧客層Aの立場、顧客層Bの立場、競合の立場、仕入れ先の立場、部門の立場(営業部と物流部など)、若者の立場、高齢者の立場など企業経営を取り巻く社会的立場は数多く存在します。

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